2分で読める★大学受験のコッツン!京都編

小・中学生から始める大学受験のコツ。成績下位の人向け勉強法

シス単は全ページ覚えなくてもOK!? 志望校によってどの章までやるかがちがう

 

 

シス単は、これ1冊だけで

大学受験に対応できてしまいます。

 

チラッと見ると、

他の単語集に比べて

内容もシンプルだし、

語数も少ないので、

ホントにだいじょうぶかな?

と思いますが、

今までの経験でいうと、

これ1冊だけで京大受験まで

対応できるのが、すごいです。

 

第1集・第2集・・・と分冊されている

単語集も多いですが、

1冊だけで済んでしまうというのは

本当にありがたいです。

 

というより、

ほとんどの大学受験では、

この「1冊」すらやらなくて

済むケースばかりです。

 

たとえば、

私の教室の直近10年の例でいうと、

200ページ(第1章と第2章)以外は

まったく触らずに

センター英語(筆記)9割得点や、

京産龍谷、橘大、佛大、大工大、同女、京女

といった準難関私大に合格しています。 

 

 

京都の山科からの通学圏の国公立大でいうと、

京都府立大・滋賀大・滋賀県立大・奈良県立大は、

第2章までで対応できます。

 

 もちろん、上記の大学が

シス単の2章までの単語しか出ない、

という意味ではありません。

 

実際、京都橘大など

中堅私大の入試問題でも

第3章の単語が設問の選択肢に

登場します。

 

でも、

第2章までの単語が

100%わかっていれば、

消去法で切って、

正解を導けるようになっています。

 

 こちらの教室でも、

京都橘大の合格は、

過去にたくさんありますが、

(人気の大学で、しかも近所なので

受験する人が多い!)

みなさん、2章までで、

それ以外は触っていません。

 

 

では、

同志社立命館、関大、

京都工繊大を目指すなら?

 

立命館と関大は、

第3章まで必要です。

 

実は2章までしかやっていなくても

立命館や関大に合格できる

方法はあるのですが、

 

3章は485単語しかないので、

1・2章までを完璧にやれる人なら

短期間でできるはずです。

 

 

京都工繊大は、微妙です。

 

地力があれば第2章まででも、

解けなくはありません。

 

ただし、第2章までを起点にした

派生語・同意語・対義語など、

相当な変化球対応が必要です。

 

工繊大を志望する場合は

併願は関関同立になることが

大半になると思うので、

やはり第3章まできっちり

やっておくのが無難だと思います。

 

  

京大、阪大など超難関国公立大や、

私大では同志社だけは、

マックス4章まで必要になります。

 

たとえば、

同志社の長文を完璧に

読解しようと思うと、実は4章でも

全然足りないくらいですが、

同志社受験英語をこえた

英検準1~1級レベルの英単語が

かなり出る)

 

単純に合格ラインをこえるだけなら

第4章まできっちりやれば

文脈の読解と、

選択肢の消去法を駆使して

十分、合格できます。

(こちらの教室でも同志社に合格した

生徒たちは100%、シス単1冊、

第4章までしかさわっていません。)

 

同志社大の英語については、

関関同立のなかでも

英語の系統が少し違い、

単語力が正答に直結しない設問が

そこそこあります。

 

また別の機会があれば

同志社の英語対策についても

ちょこっと解説してみたいと

思います。