2分で読める★大学受験のコッツン!京都編

小・中学生から始める大学受験のコツ。成績下位の人向け勉強法

シス単は、なぜそんなに速く英単語を覚えられるの? 

 

 

教室では、

シス単をイチオシで奨めています。

 

理由は単純で、

 速い。

 

それだけです。

 

文字は一文字でも少ないほうが

速く読めます。

 

余計な文字を読まなくていい。

最低限の語数ですむ。

早く終わる。

これが大切です。

 

 英語の受験勉強は

文法・語法・イディオム・会話・

長文読解・リスニング・・・

 

やってもやっても尽きることがない

こまかな知識の積み重ねが

入試までえんえんと続きます。

 

数学も日本史も、

物理も古文もあって忙しいのに、

英単語ばかりに時間をかけて

いられないのです。

 

でも、英単語を習得しないと、

英語の勉強は何も始まらない。 

 

だからこそ、

単語集はできるだけコンパクトに

必要なことだけがぎゅっと詰まっていて、

素早く完成するものを選びたいのです。

 

 

  シス単のいいところは、

なんといっても

ミニマルフレーズ

 

主語すらカットし、

最低限にとどめた例文

英単を記憶していく、

というコンセプトです。

 

ポイントは、

例えば動詞の場合、

単語だけでなく、

いっしょによく使われる前置詞まで

赤字で記載、ワンセットで覚えるように

工夫されている点です。

  

たとえば、

7番の provide

という単語の場合。

 

f:id:ax76445483:20190613081537j:plain

 

中学生のときは

provide = ~を供給する、与える

のように、

英単語 = 日本語

と、1対(つい)で覚えました。

 

しかし、大学入試ともなると、

そのような覚え方では通用

しなくなります。

 

与えるという行為は、必ず

「誰かに」「何かを」

与えるわけです。

 

ですから、シス単の例文のように

誰か(him)

何か(information)を与える

provide him  with  information

と、セットで記憶するのがいいのです。

 

f:id:ax76445483:20190613081539j:plain

 

provide を覚えるなら、

一番いっしょにいることが多い

仲良しのwith もいっしょに

コンビでね、ということです。

 

 

入試の文法問題では、たとえば

with の部分を(   )で

くり抜かれて質問してくるわけです。

 

 

(   )に当てはまる最も適当な語句を選べ。

 ・・・provide him  (               )  information.

 

① to ② for ③ in ④ with

 

のように。

 

中学生方式で

provide = ~を供給する、与える

とだけ覚えていても、

役に立ちませんね。

 

入試勉強は、

入試当日に役に立たないことはするな

がルール。

 

英単語は

入試で使う形で記憶せよ

ということなのです。

 

 

 

そのほか、 

provide A(エー) with B(ビー)

と、公式っぽく覚える人もいますが、

 

provide B for A

のケースとごっちゃになって

「あれ?Aって人だっけ、モノだっけ?」

となるので、

A=人 B=モノ 

という公式まで長期記憶する必要があり、

二度手間です。

 

やはり語学は、

実際のフレーズで覚えるのが

一番近道なのです。

 

でも、

「単語1個覚えるのも無理なのに、

いくら短いっていっても

文章で覚えるなんて、もっと無理!」

となります。

 

ただし、その「無理!」と思い込んでいるのは

暗記(=ここでは短期記憶)の話。

 

そこで、通常の英単語テストのときに

やるような「短期記憶」のやり方ではなく、

入試当日に「自然に知っている」状態する

「長期記憶」のやり方

1日10分・3カ月で大学受験に必要な英単語を記憶する方法

にシフトチェンジするわけです。

 

 

 

そのほか、シス単にはさまざまな工夫が

こらされています。

 

1つの英単語にはたくさんの

派生語や同義語・反意語があり、

また発音やアクセントが

特殊なものがあります。

 

どうせならこれらもセットで覚えたい

ところですが、たくさんありすぎて

覚えられません。

 

 シス単は、セットで覚えておくべき

最低限のものだけが

即チェックできるようになっています。 

これは便利!

 

f:id:ax76445483:20190613081542j:plain

 名? や 反? のマークで、入試によく出る派生語がチェックできます。これは、速い。 

 

 

f:id:ax76445483:20190613081544j:plain

 発音やアクセントが特殊で、入試で繰り狙われるものにチェックマークがあります。 

 

 

さらに、英単語にからめて

入試で受験生が誤解して覚えていることが

多い内容(=狙われやすい内容)が

青字のQ&Aで解説してくれています。

親切設計ですね。

 

f:id:ax76445483:20190613081546j:plain

 

 

 最後は、なんといっても単語の配列

 

ページの前半に必要な単語が集められているので、

最速2章分(200ページ)で

ほとんどの大学入試に対応できてしまう

ことです。

(ベーシック版は中学内容含め3章分)

 

これが一番大きいかもしれませんね。

 

そのほか、シス単にはさまざまな

工夫が凝らされているので、

もし今、別の単語集を使っていて

しっくりこないのであれば

シス単を試してみて、その使い勝手を

比較してみるといいと思います。