2分で読める★大学受験のコッツン!京都編

小・中学生から始める大学受験のコツ。成績下位の人向け勉強法

勉強がんばる!で酔っぱらう

『勉強がんばる!!!』 と口癖のように言っていると、がんばっている体(てい)の自分に酔ってしまって何も始まらないことがよくあります。

 

『がんばる』ときは『がんばる』内容をすべて「定量化」して日別で「記録」すると、あとで検証できるので、改善もできるしさらに進化もできます。

 

たとえば具体的にいうと 「勉強がんばる!(何をがんばるかというと)英単語1日100個おぼえる!」 のようにして毎日記録することにしていけば、もしそれが続かなかったとしても、分量を減らすとか単語の難易度を下げるとかやる時間帯を決めるとか、いろんな改善・工夫ができて、自分だけの勉強法が進化し定着していきます。

 

「勉強がんばる!!!」と決心したあと、 「では具体的に、何をどれだけ?」と自分にツッコミを入れてみます。

 

これに答えらえない場合は、『がんばろうとしている自分』に酔っているだけの可能性あり。

 

それに気づくことさえできればこっちのもの!

(ほとんどは気づかないまま1年、2年が過ぎてしまう。)

 

「今まではダメだったけど、もう勉強やるって決心したし、これから絶対がんばるから。だからこれでもう大丈夫!」 として自分をだまして安心させてさらに酔っぱらう、みたいなことになっています。

 

志望校をカッコいい大学にして、志望校をまわりの友だちに言ってまわっているだけでも、酔っぱらってしまう。

 

目指してがんばっている自分に酔うし、そのカッコいい ブランド大学に通っているイメージの自分に、酔う。

 

「じゃあ、いますぐ必要な勉強をしてみよう、ハイ、英単語100個おぼえて!」 と自分に鋭いツッコミ入れてみる。

 

筋肉がフニャフニャ~ってなって「あとで」ってなったら、ほぼ間違いなく「がんばる」は妄想。