2分で読める★大学受験のコッツン!京都編

小・中学生から始める大学受験のコツ。成績下位の人向け勉強法

英語「4技能」の勉強は、2つでいい

 

大学受験の英語が「4技能」って、

なんだかややこしい話になってきました。

  

英語4技能とは、もちろん

『読む・書く・聞く・話す』のことです。

 

ただでさえ受験の英語なんて

めんどくさいのに、

まだやることが増えるの?

 

 

 

今までの大学入試の英語は、

大半は『読む』だけ。

あとはマークシートを塗りつぶしたり

「ア」とか「ウ」とか、

記号を書くだけで済んでいました。

 

『聞く』はセンター試験で5分の1。

『書く』は2次試験で少なからず

あるけれども、私大では一部。

『話す』はありませんでした。

※一般的な入試の話。一部の大学や特殊試験を除く。

 

これが新大学入試で

英語が「4技能」となり、

「げげ!やることが増える!」

となってしまいました。

 

 やることが増えるのは

まちがいないのですが、

しかし実をいうと、

やることが4つ、均等に増える

わけではありません。

 

なぜかというと、

 

 「書く」は「読む」を含み、

「話す」は「聞く」を含むからです。

 

 

どういうことかというと、

 

 

「書く」ことを徹底してやっていると

当たり前ですが、

自分が書いたその単語や文章は

読めるようになります

 

「話す」ことを徹底してやると

これも当たり前ですが、

自分が声を出して発音したそのフレーズは

聞こえるようになるのです。

 

つまり、「4技能」といっても

4つの分野をまんべんなく時間を

かけて勉強する必要はなく、

 

大ざっぱにいうと、

「書く」と「話す(=発音する・音読する)」を

徹底すると、普通に「4技能」になってしまうのです。

 

「4技能」っていうと、

4つも別々の技術が必要なみたいで

だまされたみたいですが、

勉強するときは2つでいいのです。

 

 

 

 

英語が苦手な生徒さんの

勉強のやり方には必ず、

共通した特徴があります。

 

それは、

「書かない」

「声に出さない」。

 です。

 

これは、もう、

見事なくらい、

そうです。

 

「一番あかん」やり方なのです。

 

 

英語が苦手な生徒さんの

自習しているところを見てみると、

単語帳を広げて

「じっと見ている」。

 

もしくは、

問題集の選択問題に、ひたすら

記号をマルで囲んでいます。

 

 リスニングの勉強では、

音声をただひたすら

「聞き流して」います。

 

しかし、

聞き取れない音は耳に残らないので、

永久に聞こえるようになることは

ありません。 

 

ではどうするか?

 

スクリプト(原稿)を、

声を出して読みます。

そのあと音声を聞いてみると、

あら不思議、さっき聞こえなかった

フレーズが聞こえます!

 

やり方はありますが、

これを繰り返していくと

聞こえない音がひとつずつ

つぶされていくので、

かなり聞き取れるようになります。

 

このように、

英語が苦手だった理由は、

真逆の勉強をしていたからでした。

 

それがわかれば、

その逆をやればいい、

ということになります。 

 

たとえば私の教室では、

英単語をどうしても覚えられない!

長文が読めない!

リスニングで聞き取れない!

という生徒さんには

「書く」と「声に出す」を主体にした、

少し変わったやり方を教えています。

 

変わった方法、というのは

30だった偏差値が20も30も

上がるのに、アホらしいくらい

単純な方法、という意味です。

 

 機会があればいつかやり方を紹介したいと

思いますが、本当に単純な手法です。

でもちゃんとやった人は、

高3の春に偏差値30台で

シス単の1ページ目も

書けない・読めない のに、

センター試験9割や、

同志社立命・関大・龍大・産大

などの合格が何人も出るので、

効果はまちがいないのだと思います。

 

 

「書く」と「声に出す」は、

英語が苦手な人にとっては

最も避けたい、やりたくない

ことです。

 

しかし、

そこをあえて挑戦することで

ワンランクアップします。

 

大嫌いな「書く」「声に出す」を

続けてやれるようになる方法は?

 

これです。

ax76445483.hatenablog.com

 

ぜひ「書く」と「声に出す」だけを

英語の勉強の中心に据えてみてください。

必ず結果が出てきます。