私大「センター利用」入試の超・裏技?!(理系編)
公立高校では、
理系のカリキュラムはぎりぎり。
入試は1月からなのに 、
数Ⅲや物理・化学・生物など
理系科目の授業は最後までいくだけで
秋までかかります。
(10月過ぎる場合も!)
数Ⅲや物・化・生は習い終わったとたんに
ハイ、入試!となるので
「え~さすがに無理でしょ!」
となります。
そこに英語や地歴公・国語を
やり残していると、
もうその時点で国公立大の可能性が
ほぼ赤に近い黄色になっています。
万が一、国公立大が無理でも
国公立大に匹敵する私大に 行きたい・・・
そんな時、私大の「センター利用」入試に
すべてを賭ける!?
いまは「関関近立」とさえ言われる
近大理系。 (同志社は上に抜け、1強に。)
近大のセンター利用入試を見てみると・・・
センター利用入試3科目型では
数学ⅠA・ⅡBと 英語・国語で受験ができます。
注目は国語で、
「古文漢文なし」の現代文のみです。
つまり、
国語の総時間80分をすべて
大問1(評論)と 大問2(小説) だけに
使えるということです。
各大問に40分もかけられるなら・・・
いけるかも?!
◆近大(理系)・センター利用 3教科型
主要科目の数Ⅲと物理(化学・生物)が
入試問題レベルまで間に合いそうにない場合の、
本当の最終手段です。
英語と数ⅡBまでは仕上がっていれば
私大の上位校ならまだ可能性が
残されている ということです。
こちらはもう少しバリエーションがあります。
物理か化学だけは 仕上げる必要がありますが
センターなので数Ⅲはありません。
あと、英語の代わりに 現代文(古漢なし)
または 地歴公1科目 でも受験できます。
◆立命館大・センター利用・3教科型
センター で
数ⅠA・ⅡB
化学(または物理)
倫理(現代文) で
これらのやりかたは古文・漢文を
完全に捨てることになるので、
通常の国公立大は受験できなくなるので、
要注意ですが、どうしようもなくなった時に
こんなやり方もある、ということは
知っていて損はなさそうです。
だだ、要注意なのは、
2018年から続く私大の入学定員厳格化で
合格数が激減しているのは、
主にセンター利用枠である、
ということです。
そもそも、
センター利用入試は独自入試よりも
ハードルが高いところに
合格数を絞っているということです。
なので、センター利用にたよる場合は
あくまで「科目がハマっていること」
が条件なので注意してください!