2分で読める★大学受験のコッツン!京都編

小・中学生から始める大学受験のコツ。成績下位の人向け勉強法

地理を一瞬で6割から8割にする方法

いよいよセンターまで1ヶ月!

 

理系受験で、 『地理B』がまだ

5割~6割を さまよっている人。

 

すべての大学受験に

使えるわけではありませんが、

地理をすぐに6割から8割に

変えられるかもしれない方法があります。

 

もちろん、

8割とれる学力がないのに

魔法のように一瞬で知識が頭に入る

わけではありません。

 

どうするかというと・・・

 

 

地理『B』を地理『A』に変える。

 

たった、それだけです。

 

 

でも、意外にこれが盲点だったりします。

 

 

 

 

進学校で理系クラスに入ると、

当たり前のように『地理B』を

選択させられることが 多いですね。

それはなぜかというと・・・

 

たとえば神戸大以上の

超難関国公立大では、 地歴公の選択が

『日史B/世史B/地理B/倫理政経から1』

と指定されています。

 

多くの進学校では『神戸大以上』を想定するので、

神戸大以上に対応できた上で、できるだけ

暗記量が少ないものを必修させることになります。

 

というわけで『地理B』が推奨されます。

 

高校生の立場からは

日本史だの政経だの言われても

何がどうなのかその時点ではよくわからないので、

先生に奨められるまま『地理B』を選択します。

まあ、実際それで間違いではないです。

 

暗記する語数だけでいうと 『倫理・政経』でも

同じようなものなのですが、

『倫・政』は 科目の性格が

より文系的になるので(特に倫理範囲)

相性が合わない生徒が出てきます。

 

その点、地理は無難な科目です。

 

 

しかし、いくら進学校といえども、

一部の「超」進学校を除けば

学校中の生徒がみんな神戸大以上の

超難関大を受験するわけではありません。

 

なんの疑いもなく2年間、地理Bをやってきて

センター1か月前のラストスパートは暗記科目。 

 

し、しかし・・・

地理Bがいまだに7割のらない!

 

地理Bは日本史Bや世界史Bと同様、

範囲が膨大に広く、

1・2年の間に定期テストのときぐらいは

きちんとノートをまとめ、

ガッチリ得点した経験がないと

ラストスパートがきかない科目です。

 

1ヶ月前で

やってもやっても5~6割。

 

・・・さあ、どうするか。。。 

 

 

まずもう一度冷静に、

自分が受験する大学の地歴公の指定を

確認してみます。

(意外にこれをやっていない人がいます)

 

よ~く見てみると・・・

 

たとえば、

京都工芸繊維大・情報工

 

世A・日A・地理A・世B・日B・地理B・

現社・倫理・政経・「倫理・政経」 から1つ選択

(50点)

 

・・・ん? 「地理A」??

 

まあ、「B」があるんだから

「A」もあるんだろうと

うすうすは気づいてたけど・・・

でも考えたこと なかったかも。

 

そもそも地理「A」ってなに???

 

よく見てみると、

滋賀県立大・工学部にも

京都府立大・生命環境にも

京都教育大にも

滋賀大にも

 

『地理A』が選択にある!

 

とりあえず 地理『A』の過去問を

ダウンロードして、 やってみることにします。

 

・・・ん? なんか、いつもとちょっと違う。

少しだけ、カンタンな気がする?? (気のせい??)

 

88点。

 

え?うそ? 9割弱?

全教科の最高点ですけど??

 

まぐれもいいところなので

もう1年分やってみる。

 

・・・85点!

 

センター 1ヶ月前、

学力そのままで25点以上のアップは、

バカでかい!

 

判定が1ランク上がるどころか、

不合格が合格に変わるかもしれませんね。

 

 

 

地理『A』は『B』に比べて

細部の知識問題が少なく、

地理Bを浅くしたイメージの科目。

 

基本的な知識を中心に、

図表や写真を読み取って解く問題や、

類推して消去法で解ける問題が多い

印象です。

 

 

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 『地理A』海底ケーブルの問題。

見慣れない資料や図が出題されるのが特徴ですが、

よくよく見ると…中学の基礎知識だけで解けてしまう

問題もちらほら。 

画像の問題も、地図上で先進国の位置がしっかり

頭に入っていると…

 

 

 

単純に高校の授業時間数で考えても

地理『A』は『B』の半分。

つまり覚える量も、半分ぐらい。

 

全体的にやさしくなってしまう分、

高得点とらせないように

難問を織り交ぜられている(?)

ようですが、

 

各土地の特徴を理解していれば

細かな知識がなくても、

最初から難問無視!作戦で

6~7割狙いは難しくなさそうそうです。

 

 

 ただ、現状で地理『B』で5割届かない人は、

『A』に変更してもほとんど効果はないようです。

中学の地理の知識がしっかりベースにあることが条件!)

 

地理Bでどうしようも困っていて

志望校が『地理A』でも受験できるのなら、

過去問で3~4年分くらいを

試してみるといいかもしれませんね。