2分で読める★大学受験のコッツン!京都編

小・中学生から始める大学受験のコツ。成績下位の人向け勉強法

入試で緊張しない方法(その2)

 

 試験会場に早めに行くことには

「知らない場所になじむ」ことで

緊張がやわらぐ効果がありますが、

入試で緊張しない方法(その1)

 

そのほかに

もうひとつ効果があります。  

 

 
試験会場で緊張する原因
のひとつとして、
「他の受験生に気おくれして緊張する」
があります。
 
ほかの受験生たちが
「みんな自分よりかしこそうに見える~」
となって、
急に弱気になって
緊張したりするのです。
 
入試は常にほかの人と比べて
自分がより高いスコアがとれるかどうかの
「試合」です。
 
でも、ふだんの受験勉強では
実際の対戦相手が見えないので
「試合をする」という意識で
勉強することはあまりありません。
 
いつもマイペースで勉強していました。
 
それが入試当日にいきなり
実際に対戦する相手と
対面することになります。
 
 
たとえば自分が受験する
入試の倍率が10倍だったりすると
試験会場では
 
「合格できるのは10人にひとりだから
この列で合格できるの一人だけ?!
あの人とあの人は自分より
どう見ても かしこそうだし、
もうダメだ~」
 
と、
わけのわからないプチ・パニックを起こし、
自信を失って弱気になったりします。
 
 
そこで、
受験会場が開場すると同時くらいの
ガラガラの時間帯にもう、
行ってしまいます。
 
カバンを自分の座席に置いた後、
構内をブラブラしながら
あとからくる受験生たちを眺めます。 
 
すると、
自分よりあとから
ゾロゾロやってくる受験生たちが
「遅れてくる人」に見えてくるから不思議です。
(実際は遅れているわけではないのですが)
  
相手は「遅れている」わけですから、
自分が有利な立場です。
(あくまで気持ちの上で)
 
あとから来る他の受験生を
眺めながら 心の中で
 
「今頃ノコノコ会場に来るなんて
全然ダメだな~」
 
などと好き放題、
勝手につぶやきます。  
(あくまで心の中で!)
  
実際の有利不利はこの場合、
どうでもいいことです。
 
理屈抜きにやってみるとわかりますが、
本当に気持ちで優位に立てます。
 
とても微妙な心理ですが、
こんなことで気持ちに余裕ができて
緊張しなくなります。