2分で読める★大学受験のコッツン!京都編

小・中学生から始める大学受験のコツ。成績下位の人向け勉強法

入試で緊張しない方法(その1)

いよいよ入試が近づくと
「緊張する~!」
となります。
 
緊張も度が過ぎると
「アガリ」になって
せっかくやってきた勉強が
本番で発揮できないことがあります。
 
 
  そこで、 本番で緊張して
アガってしまう人のために、
『入試で緊張しない方法』その1。
 
 
『試験会場に早く行く  
 
詳しく言うと
「試験会場に早く行って散歩する」
ということです。
 
 
たとえば
こんな極端な想像をしてみます。
 
もしも入試を自分の家や
学校で受験できたら?
 
たぶん そこまで緊張しないと思います。
 
つまり、試験で緊張してしまうのは
「場所」というのが
大きな原因のひとつだと考えられます。
 
ポイントは 「初めての入試」に
「初めての場所」。  
 
 
「知らない場所」

「慣れていない場所」

「初めての場所」

で試験を受けると

 

「初めての試験」という要素に

プラスアルファ「環境(場所)」で 

余計に緊張するのです。
 
緊張している人は
「試験で緊張する~!」
と思っていますが、
 
実は「慣れない場所」
という小さな不安が
 
知らず知らずに
試験の緊張をさらに
大きくさせていたります
 
 
たとえば 
ペットでわんこを飼っていて
知らない場所に連れていくと
落ち着きがなくなったりしますね。
 
犬は自分のテリトリーの外に出ると
不安になるようです。
(逆になぜがテンションが上がるわんこもいますが。)
 
ヒトも動物なので
同じなのでしょう。
外にいるときは
家にいるときほどは
リラックスできませんね。 
 
 
試験の緊張を減らす方法は、
「場所になじむこと」
 
つまり、
試験会場にはできるだけ早く行って、
場所に慣れてしまうということです。
 
試験会場を「自分のテリトリー」
にしてしまうのです。
      
でも、
試験会場に早く行って何をする?
 
構内をブラブラ散歩します。
 
試験会場が特設会場ではなく
大学であれば、なおよし。
大学見学のつもりで。
 
構内の学部掲示板や
学食のメニューなんかを眺めていると
自分の大学生活が想像できて
 
受験直前なのにちょっと楽しいです。
 
 
そうやってブラブラと構内歩いて
自分が敷地内のどの位置にいるかを
把握します。
(ときどき迷子になる人がいますので注意!)
 
それから自分の席に戻ると
・・・ あら不思議。
 
もう緊張していません(!)。  
 
 
 
以前、ものすごく緊張する
生徒さんがいました。
 
とにかく緊張して、
1時間目の半分は頭が真っ白になって
文章が読めなくなるそうです。 
まわり人の書く音ばかりが
耳について、さらに焦って
緊張が止まらなくなるそうです。
 
それが この方法を実践して
試験当日、会場に
1時間半も(!)前について
敷地内をずっと散歩していたそうです。
 
すると、不思議とその日は
緊張しなくって
テストの問題に集中できたそうです。  
(心地よく集中できるほどの緊張感はあった)
 
結果、緊張しまくって
滑り止めの予定だった大学にまで
落ちたのに
ランクがずっと上の
本命の大学には合格できました。
 
 
緊張してアガってしまう人には
カンタンにできる
とてもオススメの方法です。
 
 
 

理系女子に農学部が人気の理由

近年、大人気の農学部。 

情報系学部ほどではないにせよ、

ゆっくりと、でも

次々と新設されていますね。

 

一番最近では、2020年4月に

摂南大学農学部が新設されます。

www.setsunan.ac.jp

 

いわゆる「リケジョ(理系女子)」

ブームで一番熱いのが、学部

 

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でも、

農学部=農業だけを学ぶ学部」

ではありません。

 

農学部」という名称は

一般的に「農業」のイメージが強いですが、

学ぶ内容は幅広く、

近年では「農」の範ちゅうに収まらなくなって

生命科学「バイオ」など、

現代風の学部名に変化していっています。


生命科学」というと、

野菜や果物のような食べ物の

イメージが小さくなるので、

「バイオ」という言葉が一番

しっくりくるかもしれません。

 

 

農学部は理系学部でありながら

学部生の男女比はなんと、

意外にも半々くらいです。

 

 

なぜ女子は農学部に興味をもつのか?

 

 

食べ物に関係があるから!

というのが

大きな理由でしょう。 

 

大学で食べ物について研究できるなんて、

なんだか楽しそうです。

 

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女性の農学部人気の

もうひとつの大きな理由として、

管理栄養士」の国家資格が

取得できるコースがある、

ということもあります。 

 

「管理栄養士」は国家資格の中でも

難易度の高いもののひとつで、

薬学に次ぐ(並ぶ?)ほどの

難しさだそうです。

 

※一般的によくある「栄養士」とは違います。

 

「管理栄養士」が取得できる学部としては、

農学・生命科学以外にも

女子大によく設置されている

食物栄養」学科・コースがあります。

 

同志社女子、京都女子、京都光華女子、

京都ノートルダム、京都華頂など、

女子大には必ずといっていいほど、

食物栄養コースが見られます。

 

それほど食物栄養が女子に人気が

高いということでしょう。

 

女子の就職人気ランキングにも、

明治・ロッテ・カゴメ・森永など、

食品メーカー(特に製菓)が

毎年上位に並んでいます。


◆女子就活生が選ぶ「就職人気ランキング」

toyokeizai.net

 

 

 

農学部のほかにも、

「食」「農」に関して、

工学系からのアプローチもあります。

 

立命館大理工学部・電気電子工

の取り組みです。

 

agrijournal.jp

 

立命館大は「農学部」こそありませんが、

理工学部から、さまざまな農業に関する

興味深い研究をしています。

 

また、最近ではアグリビジネスという観点で

文系の「食マネジメント学部」も新設

されましたね。

 

 

 

「食」が最も注目される農学部ですが、

食だけに関していうと、

なかでも近年の主流は、

遺伝子に対するアプローチです。

 

具体的には、

遺伝子組み換え」や「ゲノム編集

といった技術です。

 

大ざっぱにいうと、

「遺伝子組み換え」技術ができることは、

異なる生物同士の遺伝子を組み合わせ、

両方の一部の性質を持った生き物を

作りだす技術です。

 

よくある

トイ・プードルとチワワのミックス犬』

のような、同じ生き物で違う種類の

かけ合わせではなく、

 

たとえば『犬と昆虫』『植物と魚』

のような、

まったく似ても似つかないほど異なる

生き物同士をかけ合わせてしまう

という技術です。

 

ネットでも「遺伝子組み換え生物」

などの言葉で検索してみると、

驚くようないろいろなミックス生物が

出てきます。

 

もちろん野菜や果物にもこの

「遺伝子組み換え」技術は

応用されていて、特に日本は

世界で有数の「遺伝子組み換え大国」

といえるかもしれません。

 

実際、日本に住んでいる私たちが

毎日食卓で食べている食べ物の

おそらくほとんどは

何らかの形で「遺伝子組み換え」を

された食品を食べています。

 

これも「遺伝子組み換え食品」などで

ネット検索してみると、

「ほとんどやん!」

と突っ込みたくなるほど

私たちの日常に遺伝子組み換え食品が

あふれていることがわかります。

 

人体への安全性や影響面は

今のところ未知数だそうですが、

この流れは当分の間、

加速するものと思われるので、

バイオ系学部が次々と

新設されていく理由もうなづけます。

 

 

農学部に興味があるかたは、

ぜひこのあたりの分野について

いろいろ調べてみてください。

 

 

 

紙の辞書を使えば成績が上がる(その2)

 

英語が苦手な人に

「紙の辞書でオススメは何?」

と聞かれたら、

「スーパーアンカーかライトハウス

あとウィズダムかな」

と答えます。

 

理由は、とにかく、見やすいから。

 

別にそれ以外でも

自分が使いやすければ

なんでもいいのですが、

 

辞書は気軽に引けることが命

なので、

少しでも圧迫感がなく、

レイアウトが見やすく、

ポイントが一目瞭然なものを

オススメしています。

 

『スーパーアンカー』は、

やさしい単語ほど

赤字で大きく目立つように書かれていて、

重要な意味ほど赤字・太字になってます。

 

中学生用か?と一瞬思うくらい、

大きくハッキリ書かれています。

(中高6年間使えて、いいかもしれません。)

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イラストや囲みで

単語の覚え方がイメージできるようにも

工夫されています。

 

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受験勉強を意識したつくりにも

なっていて、

受験生がカンチガイしやすい部分に

わかりやすい解説をつけてくれています。

 

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進学校の先生や、

英語が得意な友人・先輩に聞くと

ジーニアス』をすすめられる

かもしれません。

 

辞書といえば『ジーニアス』が

定番です。

 

たしかに、大学に入学して

少し本格的な論文や

文学などを扱うようになると、

ジーニアスや英英辞典への乗り換えが

必要になるかもしれません。

 

 

しかし、辞書には

使う人のレベルに応じた

ものがあります。

 

もし今、英語が苦手で

偏差値30~40で困っているなら、

自分にとって使いやすい・

わかりやすいものを使えば

テンションも上がって楽しく勉強

できます。



◆辞書見本

 スーパー・アンカー英和辞典 第5版

 
 
 
 

紙の辞書を使えば成績が上がる(その1)

 

クラスで英語が得意な友人は

わからない単語があると

慣れた感じでササッと

電子辞書を使って調べます。 

 

なんかちょっと、カッコいい。

 

友人の真似をして

電子辞書で単語を引いてみるのですが、

でも、何か、しっくりきません。

 

友人のように、そのあとが

うまく続かないのです。

 

 

その時 意味がわかるんだけど

30分もたつともう

さっき調べたばかりの意味を

忘れています。

 

電子辞書で英語を勉強していても、

ただ「その場しのぎ」してるみたい。

受験に役に立つことをしている

自信がもてません。

 

「勉強やった感」がないのです。

 

英語が得意な友人のやり方を

真似しているのだから、

 無意味なわけがないのですが、

 

 力がついているという実感が

全然ないのです。

 

 

 

 ・・・その時、

あの先生がずっと前に、

やたら紙の辞書を奨めていたのを

突然思い出しました。

 

今どき紙の辞書なんて

めんどくさいこと言うなあ、

と思ってその時は気にもとめて

いなかったのですが、

 

急になんとなく

試してみようという気になって、

 

ケースに入ったまま一度も使わず

置いていた分厚い辞書を手に取り、

英語の勉強を始めます。

 

 

 問題集を開くと、

さっそく1行目からわからない単語が

目に飛び込んできたので

パラパラと辞書をめくります。

 

紙の辞書は、

ページをめくって単語をさがすので

手間がかかる。

 

ようやく単語を見つけ出し、

びっしりと書かれた文字の中から

当てはまる意味を発見。

 

えっと・・・

これで本当に英語が得意になるの??

 

 

そして、 紙の辞書を使い始めて

数日たったある日、

ふと気づきます。

 

単語の意味を調べたときに、

2番手・3番手・・・

そして8番手までの意味と例文が

ぱっと見渡せて、

 

「へー!こんな意味もあるんだ。」

と、予想してなかった発見があります。

 

たとえば 長文の中で meet という単語が

出てきたのですが、

「~に会う」と訳してみても

どうもしっくりいかないので、

念のために辞書を引いてみると、

「(要求)を満たす」という意味があり、

その使い方の例文までが目に入って

「へ~!」となります。

 

せっかく時間をかけて単語を引いたので、

何かやった跡を残しておきたくなって、

赤ペンで自分が調べた部分に

ラインを引いておきます。

 

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電子辞書の時とあきらかに違うのは、

辞書に赤ラインを引くたびに

「勉強してる~!」という

快感があります。

 

別にそれで単語が完璧に

覚えられたわけではないし

ただ赤でラインを引いている

だけなのですが、

そんなちょっとした充実感

のようなものも大事な気がします。

 

でも当然ながら、

せっかく調べた単語も

数日後には

記憶の彼方に消えていって

しまいます・・・。

(意味ないのでは?)

 

 

 

数か月後、たまたま medical (医学の) 

という単語を辞書で引くことがありました。

 

すると同じページに、

いつだったかもう忘れていたけれど、

meet 「(要求)を満たす」

調べたことがあって、

赤のラインが入っているのが目に入ります。

 

おー! こんなの調べてたんだ!」

と、自分で赤ペンまで入れているのに

まったく忘れてしまっていることが

ちょっと面白いです。

 

「meet ってこんな意味もあったっけんだ!

そういやそんなの、あったっけ!」

 

気のせいかもしれませんが、

なんとなく調べたことがあるような、

ないような。。。

 

その下の例文にも

同じく赤ラインが入っています。

 

We cannot meet  the demands of the hijackers.

乗っ取り犯たちの要求には応じられない

 ※『ライトハウス』より

 

「あー! そういや、あった、あった!」

思い出しました。

 

そしてその時、その英単語が、

自分の中で「モノになった」ような

気がしました。

 

 

・・・なるほど!

この再会こそが紙の辞書か!

あの先生がしつこく言っていたのは

このことか!

 

ストンと腑(ふ)に落ちます。

 

英語の勉強では毎回毎回、

こまかい知識がバラバラで登場する。

一度ですべて記憶するなんて、無理。

 

その時は頭に入れたつもりでも、

数日後・数か月後には完全に消えている。

 

過去に一度やったことを忘れている、

ということすら気づかず、 

初めて見た単語のように同じことを

繰り返す。

 

 

でも、紙の辞書を使って

自分が調べた跡を丹念に残していくと、

自然に何度も目に入るので、

結果的にそれが復習となり、

一度費やした勉強時間が、

無駄にならない。

すべて活かすことができる。

 

実際、自分が過去に引いた単語に

意図せず出くわしたとき、はじめて

紙の辞書の使い方が理解できました。

 

するとそこからあとは、もう

辞書のページに赤のラインを

引いていくことが楽しくなってきます。

 

そのうち

「全部のページに赤が入っている状態にしたい!」

となって、

赤ラインを入れること自体が

軽く快感になっていきます。

 

半年たって気づいたら、

全部のページのどこかに赤のラインが

入っていて、

パラパラとページをめくっているだけで

 

「おー よくがんばったな、自分!」

 

と、なんだか楽しくなってきました。

 

しまいにはその辞書がかわいくて

しかたなくなってきて(!)

わけもなくその分厚い辞書を

手でつかんでみたり、なでてみたり。

(ヘンタイ?!)

 

辞書ケースには油性ペンで

大好きな歌手のイラストまで

描いてしまいました。

 

 そうこうしているうちに、

36だった偏差値が51!

ついに50の大台にのります。

 
そこからの成績の伸びは
右肩上がりというか指数関数的で、
 
さらに数か月後には、
あの駿台模試
偏差値60をこえてしまいました。
 
 
 
ある時、外出先で紙の辞書が
手元になかったので、
気になった英単語をスマホ
ネット辞書で調べます。
 
英語が苦手だった時は
電子辞書やネット辞書で
単語を引いても、
不思議に頭に入ってこなかった
のですが、
 
いまはなぜかスッと入って
くるから不思議です。
 
このとき、電子辞書を
スマートに使いこなしていた
あの友人の状態に、
今の自分があることに気づきました。
 
そうなんです。
 
学力が一定の水準をこえてしまうと、
そこからのプラスアルファは
スンナリ頭に入るようになるのです。
 
おそらくこれは、
英語の知識が頭の中で整理されてたため、
新しいものが来た時に、
・スペル
・意味
・用法
・品詞
など、
過去の知識・体系のどれかのパターンに
属することを瞬間に判別して自然に
分類しているからなのでしょう。
 
 
これはすごい発見でした。
 
たとえばスポーツでも初めは、
ボールを蹴っても、打っても、
思ったところにまっすぐとぶように
コントロールできませんが、
ある域まで上達してしまうと
応用的なむずかしい動作が、
少しの練習でぱっとできるのと
似ています。
 
 
 
今までは、 
「紙の辞書を使いなさい。」
という先生がいるかと思えば
「電子辞書でだいじょうぶ。」
という先生もいて、
 
先生によって言うことが逆なので、
どちらが正しいのかよくわかりませんでした。
 
しかし、わかったことは、
どちらも正しい、ということです。
 
ただ、
「紙の辞書でガッツリ
勉強するべきステージ」
と、
「電子辞書でもスンナリ
理解できるステージ」
 
がある、ということでした。
 
 
 
 

英語「4技能」の勉強は、2つでいい

 

大学受験の英語が「4技能」って、

なんだかややこしい話になってきました。

  

英語4技能とは、もちろん

『読む・書く・聞く・話す』のことです。

 

ただでさえ受験の英語なんて

めんどくさいのに、

まだやることが増えるの?

 

 

 

今までの大学入試の英語は、

大半は『読む』だけ。

あとはマークシートを塗りつぶしたり

「ア」とか「ウ」とか、

記号を書くだけで済んでいました。

 

『聞く』はセンター試験で5分の1。

『書く』は2次試験で少なからず

あるけれども、私大では一部。

『話す』はありませんでした。

※一般的な入試の話。一部の大学や特殊試験を除く。

 

これが新大学入試で

英語が「4技能」となり、

「げげ!やることが増える!」

となってしまいました。

 

 やることが増えるのは

まちがいないのですが、

しかし実をいうと、

やることが4つ、均等に増える

わけではありません。

 

なぜかというと、

 

 「書く」は「読む」を含み、

「話す」は「聞く」を含むからです。

 

 

どういうことかというと、

 

 

「書く」ことを徹底してやっていると

当たり前ですが、

自分が書いたその単語や文章は

読めるようになります

 

「話す」ことを徹底してやると

これも当たり前ですが、

自分が声を出して発音したそのフレーズは

聞こえるようになるのです。

 

つまり、「4技能」といっても

4つの分野をまんべんなく時間を

かけて勉強する必要はなく、

 

大ざっぱにいうと、

「書く」と「話す(=発音する・音読する)」を

徹底すると、普通に「4技能」になってしまうのです。

 

「4技能」っていうと、

4つも別々の技術が必要なみたいで

だまされたみたいですが、

勉強するときは2つでいいのです。

 

 

 

 

英語が苦手な生徒さんの

勉強のやり方には必ず、

共通した特徴があります。

 

それは、

「書かない」

「声に出さない」。

 です。

 

これは、もう、

見事なくらい、

そうです。

 

「一番あかん」やり方なのです。

 

 

英語が苦手な生徒さんの

自習しているところを見てみると、

単語帳を広げて

「じっと見ている」。

 

もしくは、

問題集の選択問題に、ひたすら

記号をマルで囲んでいます。

 

 リスニングの勉強では、

音声をただひたすら

「聞き流して」います。

 

しかし、

聞き取れない音は耳に残らないので、

永久に聞こえるようになることは

ありません。 

 

ではどうするか?

 

スクリプト(原稿)を、

声を出して読みます。

そのあと音声を聞いてみると、

あら不思議、さっき聞こえなかった

フレーズが聞こえます!

 

やり方はありますが、

これを繰り返していくと

聞こえない音がひとつずつ

つぶされていくので、

かなり聞き取れるようになります。

 

このように、

英語が苦手だった理由は、

真逆の勉強をしていたからでした。

 

それがわかれば、

その逆をやればいい、

ということになります。 

 

たとえば私の教室では、

英単語をどうしても覚えられない!

長文が読めない!

リスニングで聞き取れない!

という生徒さんには

「書く」と「声に出す」を主体にした、

少し変わったやり方を教えています。

 

変わった方法、というのは

30だった偏差値が20も30も

上がるのに、アホらしいくらい

単純な方法、という意味です。

 

 機会があればいつかやり方を紹介したいと

思いますが、本当に単純な手法です。

でもちゃんとやった人は、

高3の春に偏差値30台で

シス単の1ページ目も

書けない・読めない のに、

センター試験9割や、

同志社立命・関大・龍大・産大

などの合格が何人も出るので、

効果はまちがいないのだと思います。

 

 

「書く」と「声に出す」は、

英語が苦手な人にとっては

最も避けたい、やりたくない

ことです。

 

しかし、

そこをあえて挑戦することで

ワンランクアップします。

 

大嫌いな「書く」「声に出す」を

続けてやれるようになる方法は?

 

これです。

ax76445483.hatenablog.com

 

ぜひ「書く」と「声に出す」だけを

英語の勉強の中心に据えてみてください。

必ず結果が出てきます。

 

 

 

 

 

今年の公募入試、どの大学・学部が狙い目か?

 

毎年、予想をします。


特に2018年入試以降は、

制度の変更で京都の私大が

超難化しているので、

ボーダーぎりぎりの生徒さんにとっては、

まさに針の穴を通すような慎重な

作戦が必要になることがあります。

 
どの大学が難化するか。

どの学部が穴場になるか。

 

毎年予想を立て、面談では

ひとりひとりの生徒さんの希望に

合わせてベストな受験戦略を

組み立てて受験に挑みます。


たとえば、

京産大龍谷大・近大など、

大規模私立大は、

合格ラインのボーダーに

受験生が最も密集していて、

 

3点~5点も落とすだけで

数十~百番くらい順位が

落ちてしまうことがあるので、

 

学部選びだけでなく試験日の選択も

慎重に考える必要があります。

 


入試日程と有利・不利って、

関係あるの?


実はこれは、大いにあります。


ほとんどの受験生は、

入試日と有利・不利を結び付ける

ことはしませんが、


ボーダー付近の受験生にとって

受験日は、合否をわける決め手になる

ことがよくあります

 

たとえば、公募入試では

龍谷大は2回、

京産大は3回、

佛大にいたっては6回も

受験機会があります。

 

もちろん、志望する大学であれば

すべて受験すればいいのですが、

 

併願校の受験日との兼ね合いなどで

回数を絞らなければならない時、

 

どの日程を削るかで、

合格濃厚だったものが

不合格濃厚になってしまうほど

差が出る可能性があります。


入試日程の組み方ひとつで4か月後、

志望校に通っているか

予備校に通っているか、

くらいの差が出ることがあるのです。

 

 

ちなみに今年の受験は、

11月23日(土)が多くの受験生にとって

「ハッピー・デイ」ですね。

この日は、とてもいい日です。


(逆に、この日で落とすと

このあとの一般入試も

苦戦する可能性が高いので、

作戦の見直しが必要になるでしょう。)

 

特に今年は 公募入試の目玉、

京産大がとても興味深い入試日程に

なっています。

 

注目したいと思います。